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33日目!地下宮殿のメデューサに愛を込めて [イスタンブール-トルコ-]

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ドミトリーだというのに
目が覚めるとオレ一人だった。

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上のお兄さんは朝早く別の街へ行ったらしい。
物音一つさせずにね!
まじエロガキとオッサンは見習っとこうぜ!
この紳士的なやり方を!

ちなみに帰国の飛行機は今晩十時の便だ。
オレはホテルで荷物を預け外へと飛び出した。
最後のイスタンブールを楽しむ時間は十分にあるのだ。

そんなオレがまず向かったのは『地下宮殿』である。
地下の宮殿・・・名前がすごくそそります。

だが本当に宮殿があったわけではなく、
ここは東ローマ帝国時代の貯水庫だったらしい。

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そして入り口は超質素。
人が並んでないと絶対通りすぎるよ!
というか、通り過ぎたんだけどね。

その小さな建物から地下へ降りていく。

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地下には水面にそびえる柱が一面に広がっている。
その光景は確かに宮殿のようだ。

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池をのぞくと白い魚が群れていて
実に不気味でいい感じである。

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ひんやりとした空気を感じながら
オレンジ色の灯りに照らされた
この神秘的な地下宮殿を散策する。

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そして、この地下宮殿で特に有名なのはこの柱だろう。
最深部にあるこの柱は
メデューサのクビを支柱にしているのだが
その理由は諸説あり、未だにその答えは出ていないらしい。

おおまかに諸説を言うと
①悪神を封じ込めるため。
ローマがギリシアを征服したことを誇示するため。
③一神教から見た異物、多神教の神を否定するため。
④ただの高さ調整のため。

個人的には一番夢のない④じゃないかなと思う。
当時の市民が貯水庫をわざわざ見学しにくるとは思えないし、
この柱、結構奥にあるんだもん。

なにか誇示したいなら、一番前に置くんじゃないかな?

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しかしメデューサも可哀想な女性である。

かつてはギリシャ土着の女神だったというのに
ギリシャ神話が生まれるや
アテナに「アタシよりキレイな髪の毛やねんとか寝言抜かしたそうやな?」
「あんたなめてんの?」と
ヤンキーみたいな言いがかりをつけられ
キレイな髪は蛇にされ、見たヒトを石化させるという
ひきこもり街道まっしぐらなモンスターにされたのである。

「そんなムチャな!ヒドイっすよ!」と
彼女のお姉ちゃん達が当然の抗議をアテナにすると
「アタシに逆らうんや?ふーん」と
とばっちりみたいな形で彼女達もモンスターにされてしまう。

そんなわけでメデューサは
泣く泣く人里離れた家で独り暮らしているのである。

なんとも、悲惨な元女神だ。
(諸説ありますが諸説のほうがヒドかったります。ポセイドンはクズ)

しかし彼女の受難は終わらない。
美の女神アテナの性悪な仕打ちは続くのである。

アテナは「怪物アトラスを退治するんや!」と
意気込む英雄さんと出会い
「あー、メデューサって見たもん石に変えられるらしいなー」
「首切って、武器代わりに使ったらアトラスもヤれるかもなー」
「がんばれ英雄。私も手を貸しましょうw」と煽りたてる。

そして英雄はメデューサの妹(なぜか妹までモンスター)の目と歯を潰し
「言えや!姉ちゃんどこにおるんや?」と脅しあげる外道プレイを敢行。
泣き叫ぶ妹からメデューサの居場所を聞き出し
ひきこもっていた彼女のお家を襲い・・・

あえなくメデューサはその生命を散らしたのである。
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ちくしょう、こんなやつのドコが英雄なんだよ!
メデューサたんが何したって言うんだ!

んで、現代ではこんな真っ暗な地下で
彫刻になって柱に踏みつけられているのか?

なんて可哀想なんだ!メデューサ!
こんなんイジメやないか!

みとれや!ワイが大金持ちになったら、
アテナのクビと入れ変えて、
アンタにお天道様を見せたるさかいにな!

オレは彼女にそんな悲しい誓いをたて
この地下宮殿を後にするのであった。



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