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29日目!それから [マルタ-再訪編-]

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昼過ぎ、とてつもない炎天下の中
オレはカフェから追い出された。

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観光地を除くマルタのカフェは二時に閉店するステキ仕様だ。
ふざけやがって・・・いまが一番暑いんだよ!!
外の気温は四十度なんだぞ!死んでしまうわ!
マルタ名物のネコちゃん達も
死にそうな顔で昼寝してんじゃん!

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暇をもてあましたオレは
繁華街セントジュリアンで買い物したり
いつでも開いてるマクドナルドで時間を潰していた。

そして、夜の訪れを知りとある公園へと向かった。

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そしてオレはいま、その公園で
ターミネータのように筋骨隆々とした漢に
言葉なく抱きしめられているのである。

ちなみに抱かれ心地は、マジで最悪だ。

0001 (1079)_R.JPG

懐かしいこのマッチョは、
ヨーロッパ中の女性とアバンチュールを繰り広げた
ブラジルの征服王フィリップこと総統閣下である。

バルセロナでブラジリアンと別れて
はや一ヶ月がたつ。

クラブへと二人で向かった最後の夜、
総統は密かにこう言った。
「オマエが帰ってくる次の夜、オレは公園で待っている」と。

むろん、それは総統閣下からの告白イベントという
不気味なイベントフラグがたったわけではない。

告白_R.jpg

実はその前に、オレがマルタに一度帰ってくるということを
総統には話していたのである。

別に隠す話でもないしと、
他のブラジリアンにも伝えようとすると
総統は「その話はブラジリアンメンバーには黙っておこう」と言った。

「いや、オマエがマルタに来る次の日はちょうどマリーの誕生日だろ」
「どうせならオマエ自身を彼女の誕生日のサプライズにしてみないか?」
そうオレに提案してきたのだ。

やはりモテる男は違う。


そして、今日がその約束の日である。
すでにブラジル人達主催の元、
しっかり者マリーの誕生会は始まっているらしい。

道を行く総統閣下はクスクスと笑っている。
「ここまで黙ってんのは辛かったんだぜw兄弟!」
総統閣下がオレの肩を叩いた。

「それから、グスタフが泣くのに十ユーロだ」
おいwそりゃ賭けにならんぞw
いや、意外とあいつ、オレのこと忘れてそうだな・・・
「・・・かもなw」
おい、否定しろよw

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もうすぐ恥ずかしげもなく兄弟と呼び合った仲間達の元に
街で買った小さな花束を抱え、会いに行く。

ブラジリアンハウスに近づくと
道路にまで彼らの笑い声が漏れている。
なんともご近所迷惑な連中だ。

たぶんオレがトビラを開けると
あのアホどもはもっと笑い出すことだろう。

ただいまって英語でなんて言うんだっけ・・・?
ああ、そうだ。思い出した・・・
それから・・・いや、もうすべては後の楽しみにしておこう。

Door_R.jpg

総統がガチャリとドアを開ける音がした。

遮るものがなくなり、
懐かしい笑い声が大きく響き渡る。
そして、オレはその笑い声をかき消すように叫んだ。

Hello! Fucking bros!
Eu te amo pracaralho!!!
(やあ、クソ兄弟ども)
(オマエをファッキン愛してるぜ!)

さあ、狂乱を楽しもう。


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タグ:マルタ 再訪
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