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28日目!ピサよ!さらば [ピサ-イタリア-]

pisa082.JPG
ニネと別れたオレは、飛行機が出るまでの時間をスコット庭園で過ごしていた。

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市街地から少し離れたここは一五世紀頃、
フィレンツェと戦うための要塞だったそうだ。

後年それをドメニコ・スコットという地方の海運王のオッサンが
美しい庭園に作り変えたのがこの庭園の始まりである。

pisa081.JPG
だが、その海運王はこの庭園を見ること無くこの世を去ったようだ。
その後完成したものの長く放置され、
観光地らしくなったのも結構最近の事らしい。

言われてみれば観光地としてはなんだか閑散としている。
だが逆に言うとオレの好きな廃墟感が漂っており
ジェラートを食べながらポケーとするには実におすすめの場所だ。

pisa083.JPG
それにここが醸し出すなんとも言えぬもの悲しさは
この旅でのヨーロッパ大陸、最後の場所として
一人佇むのにふさわしい気がする。

pisa tower_R.jpg

そして時はうつろう。
どこかで古びた塔の影が長くなる頃
オレはようやく重い足を動かした。

ホテルで荷物を受け取り
ピサ・ガリレオ空港へと歩き出す。

ちなみに空港までは駅から約25分くらいだ。
歩いてもさほど苦ではない。

そして空港の名前から分かる通り
ピサはガリレオの故郷らしい。

そういえば昔読んだ『世界の偉人伝漫画版』でも
ピサの斜塔の上からなんか落下の実験とかしていたのを覚えている。
00015_R.JPG
ちなみに、それは後世に作られたウソらしい。

うん・・・だが、ガリレオと言えば「それでも地球はまわっている」と
カッコよすぎる名言を吐いた男である。
それも『世界の偉人伝漫画版』で読んだ。
ガリレオ_R.jpg
もちろん、それもウソらしい。

『世界の偉人伝・漫画版』はウソまみれである。
よくもオレを二十年も騙しやがったな!
だましたな.JPG


だがガリレオには確かに残した言葉がある。
『物事には見えないものがある。
それこそが重要なのかもしれない』

これは数学者であるガリレオであればこそ
説得力を持つ言葉だと思う。

見えない・・・数値化出来ないもの・・・
オレはこの旅でそういったものに助けられ
一人旅と銘打ちながらも、
この広いヨーロッパを楽しく歩くことが出来たのだ。

陳腐な言葉かもしれないが、
ガリレオの言った『見えないもの』に助けられた旅だった。
感謝しても感謝しきれぬ思いがこみ上げてくる。

pisa airport_R.JPG
そんな物思いにふけるうちにオレはガリレオ空港についた。
道の駅と間違えるような小さな空港だ。

案内板を見ると、予定の機体は遅延するようだ。
多くの出会いに感謝するための時間を
神が与えて下さったのかもしれない。

さようなら、イタリア
オレはもうすぐ機上の人になる。
pisa149.JPG


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