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26日目!メディチと歩くフィレンツェ [フィレンツェ-イタリア-]

メディチ.jpg
フィレンツェにはエコノミック・マフィア『メディチ家』の痕跡が数多くある。

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メディチは英語のメディカルという言語的類似点からも推察されるように
医者もしくは薬剤師の家であったと考えられている。

その後、どうやったのか彼らは銀行家として大成する。
当時、利子で儲けるという銀行業務は
清貧マインドを軸とするキリスト教の価値観では
とってもイケナイ行為だったらしい。

だが皮肉なことに、血筋が良いわけでもない
憎まれ家業を営むメディチが
この街で権力を掌握していくのは
その卑しい金の力によるものでもあった。

金_R.jpg
彼らは儲けた金を市民に大盤振る舞いし、
フィレンツェの街では大人気だったという。

むろん、お金持ちってのには真っ黒な人生が待っている。
なにかに気づいた反逆者には
その闇の一部をプレゼントすることも忘れない。

それがメディチである。

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ロレンツォ・デ・メディチ(豪華王)が
ダ・ヴィンチをはじめ数多の芸術家のパトロンとなったのは有名な話である。

しかし、それは市民迎合の為だったようで、
彼はさほど芸術には興味がなかったらしい。

だが結果として多くの芸術作品をこの地に残し、
メディチ銀行を傾けるほどの大盤振る舞いをする。
そんな彼は市民に愛された特にメディチらしいメディチであった。

そしてこの愛されるオッサン、ロレンツォのお家がこれだ。
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〈メディチ・リッカルディ宮〉

うん。メディチさんのお家。超質素です・・・

ここはロレンツォのおじいちゃん『老コジモ』が建てた家である。
おじいちゃんはお金の使い方と市民迎合に失敗したのか
政変が起きたとき、市民から妬まれフィレンチェからポイされた事があった。

一年後、老コジモは根性でこの街に舞い戻ってきたのだが
ある時、芸術家のお友達に自宅の設計を依頼したらしい。

芸術家はメディチ家にふさわしい豪華な設計図を書いたのだが
それを見たおじいちゃんは
「こらあかん!ワイがまた調子にのっとるって思われるやん!」と
別の芸術家に書き直しを要求し、こんな質素な家になったらしい。

ノリノリの時は市税の65%を
メディチだけで納めてたらしいのに、
こんなに気を使うのか・・・

お家に行ったならお墓にも行こう。
Firence136.JPG

〈手前がサン・ロレンツォ教会、後ろが礼拝堂〉

この教会にはメディチ家の礼拝堂がある。
ロレンツォも弟と共にその礼拝堂に眠っている。
ちなみこのサン・ロレンツォ教会の名はロレンツォはロレンツォでも聖人ロレンツォからきておりロレンツォデメディチの墓があるとは言えメディチのロレンツォとはまったく違う別人のロレンツォが由来でありサン・ロレンツォとは聖人ロレンツォであるということをゲシュタルト崩壊すれすれで正確がゆえにわかり難くお伝えしたい。

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ドゥオーモことサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会は
街のドコからでも見れる、まるで丘のような建物だ。

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そしてここは『パッツィ家の陰謀』という
メディチゆかりの血生臭い事件現場だ。

この教会でロレンツォとその弟が礼拝中に、
フランチェスコ・デ・パッツィ(職業:銀行頭取、年齢:34才)らが
突如、刃物を持って襲撃してきたのである。

ロレンツォは小部屋に逃げ込み、かろうじて難を逃れたが、
最愛の弟は殺されるハメに。

そのままパッツィはフィレンツェに君臨しようとしたのだが・・・
彼は金持ち特有のイヤらしい性格だったらしく、
みんなからの人気はあんまりなかったようだ。

それどころかフィレンツェ市民達はこの暗殺事件に激昂し
「わいらのロレンツォはんに、なにさらしとんねん!」と大暴れ。
Pazzi_R.jpg
あわれバッツィとその一味はヴェッキオ宮殿に吊るされたのである。
イイハナシダナー。

Firence043.JPG
そうこうしているうちに待ち合わせの時間だ。
さて、オレもそろそろ向かうとしよう。
ニネの待つ、あの首吊りヴェッキオ宮殿へ。


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