So-net無料ブログ作成
検索選択

20日目!ホテルへ向かいて郊外へ [ヴェネツィア-イタリア-]

bus.jpg
なんだか古びたバスだった。

Sponsored Links




バスには電光掲示板どころか、アナウンスすらないので
どこがどの停留所なのかサッパリわからない。

だが、さすがはニネである。
彼女は持ち前の人懐っこさで
「『TenjinBashiSuzi』で降ろせ?な?」と
バスの運転手にちゃかり頼んでいたのである。

そして、約三十分ほど揺られ、
たった今降りたばかりの停留所を確認する。

停留所名は『Roppongi』・・・?
ちくしょう.jpg
なんてこった!
まったく違う停留所じゃねぇか!
運転手め!テキトーな場所で降ろしやがったな!

ちなみにオレ達の持っている地図でわかるのは
ホテルと停留所の名前、あと川の形だけである。

こんなん絶対無理ゲーじゃん!!!
スタート地点が間違ってるとかマジ勘弁してください!

そうやって頭を抱える小心者のび太とは対照的に
ニネは「いやーキレイキレイ」と
のんきに運河の写真をとっている。

運河_R.jpg
なるほど・・・
まずは精神ダメージを軽減すべきという判断か・・・
さすがはニネである。
んで、ここはどこなんだ?

はなす_R.jpg
オレ達は町の人全てに話しかける『ドラクエ方式』を採用した。
住民から何らかのヒントを引き出し旅をする・・・
それはまるで冒険者のようであった。

そして、この町の人々は優しかった。
すべての人々は「あっちじゃないかな?」と教えてくれる。

そして、この町の人々はテキトーでもあった。
「右へ行け」「東だ」「こっから下だ」
ど、どっちに行けと・・・?

・・・いや、無論これが悪意ではないことは
オレたちが一番良く知っている。
どう考えてもこんな地図しか持たぬ我らが悪いのだ。
だいたい我々だって、普段使わぬ停留所の名前など知らぬではないか。

そんな総当たり戦の中、
ようやくその停留所を知る人に出会った。
聞くと停留所までは歩いて三十分ぐらいかかるらしい。

こんな重たい荷物背負って三十分ですか・・・
どっかで死んじゃうかもね・・・

運河2_R.jpg
そして、地獄のような行軍は続く・・・
ニネはサンダルを履いている。
あまり長く歩かせると靴擦れを起こすかもしれない。
そう考えたオレはカフェを見つけるたびに
疲れたろう・・・少し休んで行こうではないか?と
ニネへの気遣いをみせた。

するとニネは「カネもったいない。行くぞ!」と
吐き捨てるのである。
ニネちゃんはなぜ俺への気遣いを見せぬ!

そう、それは出口の見えぬ洞窟のようだった。
ゴールがわからないのでペース配分が出来ず、
体力はどんどん削られて行く。

hotel.jpg
暗がりの中、ようやくホテルが見えた時には
オレは壮大な疲労感の中にいた。

チャーミングなホテル・・・
美しい中庭・・・
コジャレた部屋・・・
何かのイベントだろうか?打ち上げ花火の音が聞こえる。
キャッキャと喜ぶニネを尻目に
オレは一人ベッドに潜り込むのであった。


Sponsored Links


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
広告スペース
Copyright © のび太のヨーロッパ旅行記 -異国人と行く赤貧旅行記- All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。