プラハ駅は自動改札が無い頃の大阪駅のような雰囲気だし、
駅前も昭和から抜け出せていないような古ぼけた場所だった。
むろん、オレはテンションが上がる。
こういう雰囲気は大好きですぞ!さすがプラハさんや!
だが、とりあえずは両替だ。
隣国ドイツから目をつけられているチェコは
EUなのに通貨条約に批准しておらず
コルナという独自通貨を使用している。
駅構内には両替商が立ち並んでいるので
とりあえずと五十ユーロを両替する。

脚注
一番簡単でレートがいいのはATMです。
基本的にユーロもATMで現金調達を行っております。
Withdrawってボタン押すだけの超簡単操作なのですが
ATMによってはカードが吸い込まれたまま
帰ってこないという悲劇もあります。
国際キャッシュカードは必ず二枚用意しましょう。
あと落書きまみれの路地裏にもATMがあったりますが
「そーいうとこは襲われたり、故障したりするので使わないほうがいいよ」
との現地人談です。
追記:
100円=1ユーロ=4コルナです。
1コルナ=4円で計算します。
さてコルナもゲットしたしホテルに向かおう。
オレの予約したホテルは街中から少し外れている。
とても歩ける距離ではないので
プラハ名物のトラム(路面電車)に乗ることにした。
そしてチケットはどこで売ってるのかな?と
トラムの駅に行くも、
どこにも自販機なぞない。売り子もいない。
トラムの中で売っている気配もない。
ど、どうしたら・・・
その辺を歩く人に聞いてみると
近くの売店で煙草と一緒に売っているとのことだった。
そんなん初見でわかるか!
3枚ほどチケットを買いトラムへと乗り込む。
だが・・・検札はどこでやるんだろう?
先にトラムに乗ったおばあちゃんの行動を見ていたが
ただ座席に座るだけで、チケットを出した気配すらない。
オレもおばあちゃんをマネて
座席に座り一息ついてみたが・・・
ぜってーこれおかしいよね!?
だいたい検札不要なら、なんでチケット売ってんだよ?

ふ、不安だ・・・
オレはおばあちゃんにチケットを見せ
こいつぁどこで使うんですかい?と聞いてみることにした。
すると、おばあちゃんは笑顔で首をふるのである。
いやいや!御母堂!私が聞きたいのはですね・・・
しかし御母堂はもっとステキな笑顔で
オレのチケットを指さし、首をふりふりニコニコしている。
おばあちゃんの言いたいことがまったくわからん・・・
するとこの不毛な光景を見かねたのか
近くにいたお姉さんが英語でこう説明してくれた。
「この路線じゃあチケットなんて意味ないよw」と。
えーと?どういうことせう?
「この路線はマイナーな路線だからね」
ウィーンの地下鉄の改札もノーチェックでした。
真面目に払いましたがちょっとびっくりしますね
by Lee (2015-07-02 00:33)
ウィーンですらそうなんですかw
イタリアとプラハ限定かと思っていました。
となると、やっぱ全体的に雑なのかな・・・?
by のび太 (2015-07-02 01:59)