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15日目!ヤラれる前に・・・ [アムステルダム-オランダ-]

殺られる前に_R.jpg
オレは自衛手段を考えていた。

昨日はたまたま逃げ切れたが
次回もうまくゆくとは限らない。

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かと言って、ジャックナイフとかを買うのは
別の意味で危なすぎる。
kitchen_R.jpg

そこでオレはスーパーで食材を買い込み
フロント近くの共用コンロで鍋をグツグツと煮ることにした。

宿泊客のロシア人が「何を作っているんだ?」と問いかけてくる。
・・・どう応えていいものかわからず
あいまいな笑顔を向ける日本人なオレ。

「なんかまずそうだな?」
ん・・・食い物じゃないからね。
「おう?」

煮えきるまで時間がある。
まぁ、話してもいいか。

いやぁ、昨日さ、路地で襲われたんだけど・・・と
昨日の出来事を話すと彼は
「なんだと!!!!無事だったのか!!?」と
いきなり興奮状態となってしまった。

お、おう。逃げきったよ?
「ジーザス・・・次に会ったらオレが殺してやる・・・」

は、はい?(ジーザスはそんなこと求めてないぞ・・・)
「オマエのような子供を襲うのは卑怯だろうが!」

どうやら彼はだいぶ正義感の強い男のようだ。
あいかわらずロシアンスイッチはわかりづらい。
だが、その気持ちはありがたく頂こう。
あと、ボクは子供じゃないよ?

調味料鍋でぐつぐつ.jpg

「んで、なに作ってんだ?コレ?」
彼は鍋を指さし言った。

ん。えーと、催涙スプレーってヤツかな?
「はぁ!?」

ーのび太のクッキングタイム―
1,アルコール度数激高のウォッカを沸騰させます。
2,コーヒーフィルターでつつんだ唐辛子を投入して煮込みます。
3,色がえげつなくなると、冷ましてそのエキスを小さいスプレーケースに入れて完成です!

説明をするとなぜかロシア人は
このお手軽クッキングにやけに感心し始め
「なるほど、これがテクノロジーか・・・」とつぶやいている。

ぜんぜん、ちげーよ!!

そして予想通りアホみたいな量になったので
彼にひとつ贈呈することにした。
万が一の場合、助けてくれるかもしんないという邪心を抱きながら。

そしてやはり実験は欠かすことが出来ない。
良品か不良品かは我が身をもって体験するほか無い。

ヴェルナー博士を見よや!
ヤツはカテーテルを心臓まで打ち込んだんだぞ!
むろん自分で自分でだ!
ワンちゃんで実験したら大失敗したのに、彼はやったんだ!
しかもソレでノーベル賞もとったんや!
これが英雄というもんや!せやろ!

のび太、負けてらんない。
えいや!と自分に向かって催涙スプレーを噴射する。

それは幸か不幸か凶悪すぎる出来だった。
目が.jpg

イタイイタイイタイタイ!!!
目があああああああああ!!!

狂ったように悶えるオレの叫び声と
ロシア人の狂ったような笑い声がキッチンに反響する。

これは・・・とんでもないモン作っちまった・・・
ロシア人よ・・・オレの名を決して出すんじゃないぞ!

脚注
前回の補足になりますが、
下手に反撃しても相手は激昂します。
私がコレを作ったのはお守り代わりです。


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