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07日目!ルーブル美術館へ [パリ-フランス-]

pari043.JPG
さて今日はどこへ行こう。

明日パリを旅立つので今日が最後の観光になる。

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モンマルトルの丘に行こうか・・・
いや・・・ピエール曰く治安が最悪らしいので、却下かな。

じゃあヴェルサイユ宮殿・・・
あ・・・これって電車を乗り継ぐのか。
しかも遠いな。残念だけど却下だな。

うーん・・・ルーブル美術館いってみようかな?
こっから少し離れてるけど、歩いて行けそうだし。
やっぱパリは街歩きだぜ!なぁピエールw

ピエールの良き教え子であるオレは
最後まで街歩きを堪能することにした。
なによりゴールとなるルーブル美術館と言えば超有名どころだ。
芸術にまったく興味がないオレでも良いヒマつぶしができるはずだ。

今回は地図すら持たずに『たぶんあっちの方』というのノリで
適当に歩いたので道に迷いまくった。
euro2059.JPG
小腹がすき『Quick』というフランスのファーストフード店に入る。
この店がマクドより美味しい気がするのは、
たぶんマクドばっかり行っているからだろう。

そこから一時間くらい迷い歩き、
ようやくルーブル美術館に到着した。
バカンスシーズンが近いということもあり行列がすごい。
しかも、入場料12ユーロ・・・?
クッ・・・けっこう・・・高いじゃん・・・

うう・・・ぜったい元とってやるからな!
端から端まで全部見てやるよ!!!!
Louvre-museum_R.jpg
しかし館内に入り案内図を見た時点でオレは悟った。
端から端まで全部なんてぜってームリだ。と。

美術館は広大で移動だけでも骨が折れそうなのに展示品も膨大である。
しかも学校の教科書に載っているような
超メジャー級の絵画がふとしたところに飾られている。
pari153.JPG
おそらく真面目に見ると一日まるまる潰れるであろう。

オレは計画的にすべての絵画を見ることをあきらめ、
のんびりと散歩をするように美術館の中をブラタモリした。
IMG_0187_R.JPG

そうすると、ふとした場所で心の琴線に触れる作品に出会える。
そんなお気に入りを見つけ、足を止めのんびりとその作品を見つめる。
さすが世界最大の美術館・・・なかなか楽しませてくれるではないか!
ニケ1_R.jpg

数多くの作品に惹きつけられたが
中でも惹きつけられたのは『サモトラケのニケ』だ。
説明不要の有名な彫像だが、
なんというか手も首ももげた女神はとても妖しく美しい。

階段の欄干に腰を下ろし、あきるまでずっと眺める。
しかしなぜ、オレはあんなに惹きつけられたのだろう。

当時は素直に感動したのかな?と思っていたのだが
帰国後、再放送されている映画を観てイヤーな事に気づいた。

ニケ2_R.jpg
ニケちゃん・・・『羊たちの沈黙』で殺された看守さんの死に様に似ている。
どうもオレはあの猟奇的な画面を
世界的芸術作品に無意識に重ねていたらしい。

なんてこった!

お、おれは!小さいころネコとか殺したことないぞ!
めっちゃ健全なはずだ!
だいたい親指から血が出るだけで卒倒するビビリなのに!

オレはサイコパスちゃうぞ!
IMG_7868_R_R.JPG

あと逆に・・・いや大体の人がそうかもしれないが
一番がっかりしたのは『モナリザ』だ。

作品は思った以上に小さいし、
人が群れていて、近くによりづらい。
しかも光がガラスに反射して見えづらいという腐ったオマケつきだ。
モナリザ.jpg

某ボリビア人のようにオレも石を投げつけたい思いにかられる。
それは腐った現状の変革を望む正常な心からくるものだ。
だから、オレはサイコパスではない。

モナリザを後に、オレはまたゆっくりとブラタモリをした。
するとふと一つの作品に目に飛び込んできた。
若き殉教者_R.jpg
『殉教した娘』

何度も書くがのび太は芸術には無知だ。
有名な絵も背景を知らないので絵画を楽しめる教養はない。

だがオレは不思議なほど、
この深い透明感のある暗色の世界に飲み込まれていった。

どれほどの時間をこの絵画の前で費やしただろう。
どうしても足を動かすことができない。
ムリに足を動かしその場を去ってもまた戻ってきてしまう。
それほどに魅力的だ。

もう認めざるをえないだろう。
やはりのび太には芸術を感じる心があるのだ。

そう、ボクはサイコパスではない。
psycho.jpg

トランペットを眺める黒人少年のように
その絵の前で行ったり来たりを繰り返しているうちに
閉園間近を知らせるアナウンスが聴こえてきた。

やべえ!ハマりすぎたぜ!
出口どこだっけ?

広い美術館を早足で歩き、出口を探していると
閉園支度をする係員が
オレの後ろの通路にロープの柵をかけた。
pari192.JPG
うう、プレッシャーかけないでよ。
もう出るからさ・・・
すると係員はオレを手招きし
「おい、まだ少し時間があるぜ?ゆっくり見ていきなよ」と声をかけてきた。

いや、それより出口どこっすかね?と
言えないオレは素直にその好意に甘え足を止めた。

するとその先にあったのは
手がもげ、首の落ちた巨大な彫像・・・
そう・・・『サモトラケのニケ』であった。
ニケ2_R.jpg

ち、ちがう!ちがうんだ!オレはサイコパスでは・・・!!


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コメント 3

Lee

モンマルトルは昼間は大丈夫ですよ
ルーブルは夜間割引の曜日があるようです
私もニケの迫力に感動しました

by Lee (2015-06-15 00:29) 

のび太

確かにモンマルトルは気をつければ大丈夫らしいですね。
うう、行ってみたかった・・・

いやホント、ニケはすごい迫力でした。
Leeさんも感動されたということは
私がサイコパスではない証明になったと思います。

ありがとうございます。
by のび太 (2015-06-17 18:21) 

NO NAME

Leeさんもサイコパスである可能性について
by NO NAME (2016-03-08 22:33) 

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