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四十一日目!船を運転してみよう! [マルタ-回想編-]

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ひとしきりの茶番の後、
船は波で作られた洞窟へと入っていく。

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ガイドブックにも載っていない洞窟の中では
光が海面の下から照らされている。
まるで宝石箱の中にいるようだ・・・

その美しい光景に息を飲む女性たち。

そしてアンナに向かってキリッとした顔で
「君のほうが美しいけどね」などと
いきなりキチガイじみた発言をかますピエール。




暴力以外で彼を止める方法があるなら
オレとジャンヌに教えてほしい。
このままでは異国の地で殺人を犯してしまいそうだ。

そして、洞窟を出るとオレのピエールは
「のび太、そろそろ運転してみるか?」とオレにカジを渡した。

池のアヒル.jpg
船といえば池に浮かぶアヒルちゃんしか運転したことのないオレに
このような大役をお与えくださるとは・・・

ピエールは黙っていたらマジいい男である。

オレは運転を交代するや
アヒルちゃんとは全く比較にならないスピードで
大海原を駆け巡った。
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「ふっ、なかなかうまいじゃないか。」と
ピエールさんからお褒めの言葉をいただき
オレもご満悦顔が隠せない。

「そろそろ交代するか」と
ピエールはアンナにカジを渡す。

「じゃあ、アンナもやってごらん?
そう、このスロットルを前に倒したらスピードが上がって後ろに倒したら・・・」

おうおう!なんかオレより超親切に教えてねぇか?あの野郎。
 「やれやれ困ったものね?」と笑顔のジャンヌと顔を見合わせる。

「ボクが後ろにいるから大丈夫だよ。
思いきってスロットルを倒してごらん?」

ケッ!死ねや。と笑顔で顔を見合わせるジャンヌとオレ。

するとはじめはポンポン船並みに
ゆっくり操縦していたアンナも意を決したのか、スロットルを上げ始めた。

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波を切りスピードを上げる船。
おお結構スピードだすね・・・w
どんどんとスピードを上げていく船。
どんどんどんどんどんどん・・・髪の毛が全部後ろに流れていく・・・はえええ!
そしてそんな最高速を超えた状態でアンナはいきなりカジを左に回した。

しかも思いっきり。

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え?は?急旋回?
あまりのスピードで急旋回をおこなったものだから
船上のすべての荷物と人間が右へと流れていく。

ぎゃああああああああ!!!!

流れでジャンヌの乙パイに手をついてしまったが
全く嬉しくない。

それどころじゃねぇ!やべくねぇか?これ?

せ、船長!コレ大丈夫なんすか!と
ピエールを見ると尻餅をついて手すりにしがみついている。
そして、その顔は真っ青である。

あかん!これアカンやつや!
大慌てで、アンナ落ち着け!と声をかけるオレ。

しかし、アンナは座席に座っていたので
衝撃が少なかったのからなのか、
スロットル全開のまま「どうしたの?」と
きょとんとした顔でオレを見つめる。

うう・・・仕方ない。 

俺は後ろから手を伸ばしスロットルを下げた。
そして、手とり足取り教えてもらいなさい。 と
青ざめたピエールの首根っこを掴み彼女の横に座らせた。




まさにキューピット。
他人の恋の手伝いなど死んでもごめんだが
ガチで死ぬぐらいなら、オレは天使にだってなれるさ。

しかしあれ、よく転覆しなかったな・・・


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タグ:追憶 マルタ
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