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四十日目!マルタの休日 前編 [マルタ-回想編-]

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<フランスへ行く前の思い出話>
土日はここマルタもご多分にもれず休日である。

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威厳に満ちた雇われのび太先生は
土曜日に行われる語学学校の会議に出席する義務どころか権利すらないので
ただちに遊びに行くことにする。

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さて本日は何をしようかと青い空を眺めていると
フランス人のピエールも
その端正な顔を退屈そうにしかめながら
空を眺めていた。
 
 
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顔出しNGという熱い言葉のため
似たメガネを着けた人を参考画像とします。

オレはこのピエールというオトコが大のお気に入りであった。
彼はフランス人、いやパリっ子の特徴とでもいうのであろうか
非常にシニカルなオトコだ。
 
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各国の人々には、なんというかそれぞれ特有の性質がある。
たとえばドイツ人はクソ真面目な堅物が故に変わり者と見られがちだし、
イタリア人は女のことしか考えていない。
スペイン人は明日のことなど知るかと遊び呆ける楽天家であるし、
ブラジル人は猪突猛進で好きなことをやりまくり情が深い。
ロシア人は感情的で愛すべきバカ。
むろんそれはオレの個人的偏見が満載であるが、
実際、それほど外れていないと思う。

しかし、そんな彼らに比べるとフランス人は実にわかりづらい。
ニコニコ談笑していたかと思えば、裏で悪口を言っているのはいつもフランス人だ。
そして、そんなフランス人の中でもピエールは特にひねくれた男だ。

やあ、今日はなんか予定あんの?
ジャブのように言葉を放つと、少し嬉しそうにこちらを見返すピエール。
やはり誘われるのを待ってたかw

・・・とは言っても男二人
ビーチでお昼寝というクソのような時間はまっぴらだ。
ピエール、とりあえず女誘ってどっか行かないか?
オレのようなブサメンからこんな言葉が飛び出してくるのは
確実にここマルタでのバカンス気分の成せる技だ。
これが日本であれば、三歳の姪っ子を連れてくるのが精一杯だろう。

ピエールのメガネがキラリと光る。
だれを誘おうか?と問うと「誰でもいい」と嘘八百をほざくピエール。
俺は悲しいが決してモテない・・・が
ここでは変態日本人ティーチャーとして一種のマスコットのような存在だ。
どんな女性でも土下座スタイルを発動させれば
行動を共にするなど容易なことだ。

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イタリア人のトルマ達なんてどう?と聞くと
「あいつらはビッチだろ・・・?」ととんでもない暴言を吐き出すピエール。
ビッチだからいいんじゃねぇか!と思うが、なんかそういう女性はイヤらしい。

そしてピエールはまるでいま思いついたように
「アンナは勉強中だろうか・・・?」なぞと抜かしやがったのである。
なんだって.jpg
オレは驚愕した。
こ、こいつ・・・あのとんでもない美女かつ奥手な子を狙ってやがったのか・・・

アンナは韓国人の女性である。
この学校では珍しく真面目に勉強している女性で、
かわいらしさの残る正真正銘の美女だ。
そのサラサラな黒髪が
彼ら西洋人にエキゾチックさを感じさせるのか非常にモテる。
だが毛唐の皆さんからストレートに「セッ××しようぜ?」と
アプローチをかけられる日々に嫌気がさし交流のある男性はほぼいない。

そう!オレを除いてだ!
日本語の授業も真面目に受けてくれるし
一人でいることも多い娘だったので、
なんとなくお話だけはしていたのだ。

しかし・・・ピエールめ・・・
オレの使いどころをマジ心得てやがる・・・
フランス式ジュテームのげに恐ろしきことよ・・・

しかし、『お誘いする』となると正直難しいか?というのが本音だ。
よほど楽しいプランニングをしなければ
彼女は遊びより勉強を優先させてしまうだろう。

それをピエールに伝えると「うむ・・・」と唸るのみ。
ちっ!使えねぇやつだな、おい!
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そんな使えないオトコ達が二人でウンウン無い知恵を絞っていると
「なにしてるのー?」と後ろから声がかかった。


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タグ:追憶 マルタ
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