So-net無料ブログ作成

02日目!パエリア食べたい [バルセロナ-スペイン-]

paella_R.jpg
パエリアを食べた話をしようと思う。


Sponsored Links


いや、オレも好き好んで
こんな花のない話をしたいわけではない。

しかし、当時のメモを見返しても
『パエリア食べた。おいしい』としか書いていないのだから仕方ない。

そんな訳で暴虐の夜の影響で
ねぼすけさんとなったオレ達が
評判のレストランに向かったのは昼の三時ごろであった。

イケメンでナンパがうまいというけしからんスキルを持つフィリップが
昨晩ナンパしたスペイン人女性との寝物語で
超おいしいパエリアの店を聞き出していたのだ。

彼はマルタでも多くの女性と関係をもった
トンデモない好色一代男である。
itikawa.jpg

某歌舞伎俳優ばりに逢瀬を重ねる彼に
「いったい何ヶ国の女性を毒牙にかけたのか!」とオレが尋ねるや、
このヤリ××は「ん?英仏独伊露蘭西波馬宇・・・」と
ヨーロッパ大陸の白地図を真っ赤に染め上げる。
 
何ヶ国どころか、何十ヶ国じゃねぇか!?
うう・・・おぞましいよぉ・・・

この破竹の侵略っぷりに敬意を評しオレは
ヨーロッパを制覇したヒトラーになぞらえて
彼を総統(フューラー)の愛称で呼んでいた。 

総統はヒップスター

総統はヒップスター

  • 作者: ジェイムズ カー
  • 出版社/メーカー: 共和国
  • 発売日: 2014/09/16
  • メディア: 単行本
 
 
 
 
〈ナチズムの台頭〉

総統は女性には鬼畜であるが
男性に対しては優しい気の利くオトコである。

いや結果的に鬼畜な結果になっているだけで
女性に対してもそうなのだろう。

彼はナンパ師として
対ブラジリアン専用の決めゼリフをオレにレクチャーしてくれた。
Eu te amo pracaralho -ヤゥ チェアモ プラカラーリョ-
(ファッキン愛してる的な意味)

これは一言吐き出すだけで
「こいつ狂ってわかってやがるw」と
ブラジリアンとの心の距離を
一瞬で縮める魔法の言葉でもあった。

今思うと、オレのブラジリアンネットワークは
この言葉で形成されたようなものである。
 

 
そして総統の道案内で歩くこと二十分。
昼時でもないというのにレストランは人でいっぱいだった。
さすが人気店だぜ!シエスタしてねえ!
 
*脚注 
マルタを含むラテン系列国の
カフェ等は三時とかのかきいれどきに
シエスタを決行します。 特に田舎はひどい。
そらチャイニーズや移民にヤラれるわけですよ。

メニューをみていると、
「みんながパエリアだと飽きちゃうだろ?」
「色んなのを頼んでシェアしようぜ?」と提案する総統。
総統閣下の気遣いにはホンマ頭がさがるで・・・

そして念願のパエリアがやってくる。
海の幸とサフランの香りが混じり合い、
オレのヨダレはワンちゃん状態だ。

さて食わんとすると
総統は「まずは乾杯しよう」と皆にグラスを渡す。

あの野郎・・・ひそかに飲み物を頼んでやがったか・・・

しかも酒が飲めないオレに真っ先にコーラを渡す気遣いぶり。
本当にイヤらしい男である。

Windows対応の総統閣下の気遣いアプリが売っていれば
オレの脳に即インストールしたい。

そして「じゃあ、のび太。乾杯の音頭を頼むよ。」と
総統閣下より直々に御下命たまわる。

ハハァッ!ここでござるな?閣下!
のび太は心得ておりますぞ!

『チアーズ』むろんそんな無粋な言葉なぞ用意していない。

えっと・・・皆様、昨晩はご苦労様でありました!
グスタフ君はアホであります!
売春、ボッタクリ、三分フィニッシュの三連コンボは
グスタフ君にしかできない偉業であります!
ですが!いや!
だからこそオレ達はそんな彼を愛してるのであります。

それではグラスをグスタフ君に向け・・・
ヤゥ チェアモ プラカラーリョ!!!

グラスのぶつかる音と
ヤゥチェアモプラカリャーリョ!!!と
叫び返された言葉が反響する。
 
0006a.jpg
 
え?パエリア?
美味しかったんじゃないかな・・・?

うん、日記にそう書いてあったし。


Sponsored Links


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
広告スペース
Copyright © のび太のヨーロッパ旅行記 -異国人と行く赤貧旅行記- All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。